性格や価格の相場について知りたい方必見!
ゴールデン・レトリバーは、大型犬の仲間でありながら、ラブラドールレトリバーやバーニーズマウンテンドッグと並ぶ人気犬種です。
今回は、ゴールデン・レトリバーの魅力について詳しくご紹介します。
ゴールデン・レトリバーは家族犬として非常に優れた性格を持ち、明るく忠実です。
知的かつ従順な性格なので、しつけもしやすく、他のペットや子供たちとも良好な関係を築くことができます。
また、活発な性格で運動が大好きなため、散歩や遊び相手としても最適です。
さらに、ゴールデン・レトリバーはしつけにも長けており、様々な訓練にも積極的に取り組むことができます。
そのため、様々な役割を果たす訓練犬としても人気があります。
例えば、盲導犬や介助犬、サーチ・アンド・レスキュー犬など、様々な場面で活躍しています。
次に、ゴールデン・レトリバーの価格の相場についてお話ししましょう。
ゴールデン・レトリバーは非常に人気が高いため、市場価格は比較的高めとなっています。
一般的に、ブリーダーからの購入の場合、価格は10万円以上となることが一般的です。
ただし、血統書付きの高品質な個体や、ショーキャリアを持つ犬は、さらに高額な値段が付く傾向があります。
また、ゴールデン・レトリバーは健康面でも注意が必要です。
股関節形成不全や肝疾患など、遺伝的な病気にかかりやすい傾向があります。
そのため、購入の際は信頼できるブリーダーから購入することが大切です。
健康状態の保証や衛生管理がしっかり行われているかを確認しましょう。
以上、ゴールデン・レトリバーの魅力や価格の相場についてご紹介しました。
ゴールデン・レトリバーは優れた性格を持ちながら、訓練性も高いため、多くの人々に愛されています。
しかし、高額な価格や健康面の注意点もあるため、飼う場合は慎重に検討しましょう。
きっとあなたにとって家族の一員として素晴らしいパートナーとなることでしょう!。
この記事でわかること
- ゴールデン・レトリバーとは
- ゴールデンレトリバーの種類
- 飼うならどちらの種類
- ゴールデン・レトリバーの性格
- ゴールデン・レトリバーの価格
ゴールデン・レトリバーとは
ゴールデン・レトリーバーは、19世紀にイギリスで誕生した犬種です。
当時、現在は絶滅してしまった『トゥイード・ウォーター・スパニエル』と『ウェービー・コーテッド・レトリバー』を交配させて作出されました。
1903年にはイギリスのケネルクラブ(KC)によって正式に独立した犬種として登録されました。
もともとはフラットコーテッド・レトリバーのゴールデンとして登録されていましたが、1913年にゴールデン・レトリバーまたはイエロー・レトリバーと呼ばれるようになり、1920年にはゴールデンレトリバーという名前に統一されました。
現在ではアメリカで最も人気の高い犬種の一つとなっています。
さらに、1925年にはアメリカンケネルクラブ(AKC)でも犬種登録がされ、現在ではイギリスタイプとアメリカタイプの2つのタイプが存在しています。
ゴールデン・レトリーバーの名前には、「レトリーブ」という言葉が含まれています。
これは、「回収する」といった意味を持つ言葉であり、水中や地上に落ちた獲物を拾って、主人のもとに戻ることを指しています。
かつては猟犬として活躍し、ハンターが撃ち落とした水鳥を泳いで回収し、主人の元に持ち帰る役割を果たしていました。
現在では猟犬としての仕事が減ったため、介助犬や盲導犬など様々な分野で活躍しています。
ゴールデン・レトリーバーは美しい金色の被毛を持ち、ウェーブがかった長毛が特徴です。
頭部は大きめで、垂れ耳とアーモンド形の瞳が目立ちます。
性格は温和で愛情深く、人なつこい性格を持っています。
また、学習能力も高いことから、多くの人から愛される犬種となっています。
ゴールデン・レトリーバーは世界中でコンパニオンドッグとして愛されており、家庭犬としても人気です。
その温和な性格と愛情深さから、多くの人々に癒しと幸せをもたらしています。
ゴールデンレトリバーの種類
ゴールデンレトリバーには、イギリス系とアメリカ系の2つの種類があります。
それぞれの特徴や違いについてご紹介します。
イギリス系のゴールデンレトリバーは、丸顔で筋肉質な体型が特徴です。
マズルは短くて四角い形をしており、顔立ちは優しく穏やかな印象を与えます。
被毛はストレートでしっかりとした毛質で、毛色は明るいゴールデンカラーが一般的です。
イギリス系のゴールデンレトリバーは、狩猟犬としての能力が高く、鳥猟やウォーターワークスなどの水辺での活動に向いています。
一方、アメリカ系のゴールデンレトリバーは、スリムで脚が長い体型が特徴です。
マズルはやや長く、エレガントな顔つきをしています。
被毛はウェーブがかかったものやカールがあるものなど様々で、色もより淡いバターカラーが多く見られます。
アメリカ系のゴールデンレトリバーは、ショードッグとしての美しさが求められることが多く、コンペティションなどで活躍することが多いです。
日本では、アメリカ系のゴールデンレトリバーのブリーダーさんはあまり多くないため、一般的に見かけるのはイギリス系のゴールデンレトリバーです。
そのため、街などでイギリス系のゴールデンレトリバーを見かけることが多いですが、アメリカ系のゴールデンレトリバーも個体数は少ないながらも存在しています。
ゴールデンレトリバーは、どちらの種類も性格は非常に人懐っこく、知らない人にも友好的です。
また、知性が高く、訓練もしやすいため、家庭犬としても非常に人気があります。
以上がゴールデンレトリバーの種類についての説明です。
イギリス系とアメリカ系の違いを理解して、自分に合ったゴールデンレトリバーを選ぶ参考にしてください。
2種類とは
イギリス系=イングリッシュ・ゴールデン・レトリバー
アメリカ系=アメリカン・ゴールデン・レトリバー
この2種類の違いについてご紹介します。
イングリッシュゴールデンレトリバーの魅力と特徴
原産国 | イギリス |
被毛の色 | 薄めのゴールドやクリーム、白 |
瞳の色 | 黒 |
鼻の色 | 黒 |
マズルの長さ | アメリカ系より短い |
イングリッシュゴールデンレトリバーは、イギリスが原産国の犬種で、アメリカンゴールデンレトリバーの原種となっています。
その魅力は、何と言っても綺麗な白色の被毛です。
薄めのゴールドやクリーム色が白っぽく輝き、目や鼻は黒く、毛並みは短く硬めでウェーブが強いのが特徴です。
この犬種は、アメリカンゴールデンレトリバーよりも体格ががっちりとしており、筋肉質な体型をしています。
また、マズルも短めです。
そのため、見た目も頼もしく、力強さを感じることができます。
しかし、イングリッシュゴールデンレトリバーの魅力は見た目だけではありません。
性格も非常に素晴らしいです。
賢く穏やかでおとなしい性格が多く見られるため、家庭犬としての飼育に適しています。
ゴールデンレトリバーの特徴である温和さと賢さは、アメリカンゴールデンレトリバーと共通しています。
ただし、イギリス系の方がよりおとなしい傾向があります。
もともと猟犬として誕生したため、活発な一面もあるかもしれませんが、一般的には穏やかでおとなしい性格が特徴です。
そのため、イングリッシュゴールデンレトリバーは、多くの家庭で愛されています。
子供とも上手に遊ぶことができ、家族との絆を大切にすることが特徴です。
また、しつけも比較的しやすく、忍耐強く従順な性格を持っているため、飼育が初めての方にもおすすめです。
一緒に過ごす時間を大切にし、散歩や遊びを通じて十分な運動をさせてあげることが必要ですが、それに応じて愛情や忠誠心を存分に返してくれるでしょう。
イングリッシュゴールデンレトリバーは、その美しい被毛と優れた性格から多くの人々に愛されている犬種です。
アメリカンゴールデンレトリバーの魅力と特徴
原産国 | アメリカ |
被毛の色 | ライトゴールドや茶色がかったゴールド |
瞳の色 | 茶色 |
鼻の色 | 成長と共に黒から茶色に変化 |
マズルの長さ | イギリス系より長い |
鮮やかなゴールドの被毛と明るい性格が魅力 アメリカンゴールデンレトリバーは、アメリカで改良されたイングリッシュゴールデンレトリバーの子孫であり、その由来からも鮮やかなゴールドの被毛が特徴的です。
一般的にはライトゴールドや茶色がかったゴールドの被毛を持っていますが、個体によっては色の違いが見られます。
この犬種の毛質は、ほぼストレートで柔らかく、明るいゴールドからブラウンに近い色まで幅広いバリエーションがあります。
また、目や鼻の色は濃い目の茶色が特徴的で、イギリス系のゴールデンレトリバーよりもスレンダーな体型をしています。
長いマズルも特徴的で、まるで笑っているような表情が魅力です。
性格面では、とても活発で明るく、温厚で優しい性格を持っています。
しつけもしやすく、他の犬や子供とも上手にコミュニケーションを取ることができます。
ただし、好奇心旺盛な性格から興奮しやすい傾向がありますので、適度な運動や刺激を与えることが重要です。
アメリカンゴールデンレトリバーは、その好奇心旺盛な性格と、人の役に立ちたいという欲求が強いため、盲導犬や聴導犬、セラピードッグなどとしても活躍しています。
特にセラピードッグとしては、その優しい性格と人懐っこさから、多くの人々の心を癒してきました。
もちろん、アメリカンゴールデンレトリバーは家庭犬としても非常に愛されています。
その温和で優しい性格から、家族との絆を深めることができます。
また、子供や他のペットとも仲良く過ごすことができ、活発さと柔らかな性格が絶妙なバランスを保っています。
まさに、アメリカンゴールデンレトリバーは鮮やかなゴールドの被毛と明るい性格が魅力の犬種です。
活発でありながら、家族との絆を大切にし、役に立ちたいという思いを持って生きる姿勢は、多くの人々から愛され続けています。
『ゴールデンレトリバー』の性格
下の表は、ゴールデン・レトリバーの評価になります。
ゴールデン・レトリバーはとても穏やかで陽気な性格を持っています。
そのため、他の犬や動物とも友好的な関係を築くことができる社交性の高い犬種です。
また、人間に対してもフレンドリーな接し方をすることができます。
家族や子供に対しては特に愛情深く接してくれる犬種ですが、そのため番犬としては向いていません。
ゴールデン・レトリバーは場の空気を読む能力に優れており、相手の体格や年齢に合わせて優しく接することができます。
そのため、子供の遊び相手や猫との共存も問題ありません。
また、活発で遊び好きな性格を持ち、水辺も好きなため河原や海で遊ぶことが好きです。
ただし、喜びのあまりに興奮することもありますが、人の言葉や指示に対して忠実に行動し、学習能力や訓練性能も高いため、多くの場面で活躍することができます。
ゴールデン・レトリバーは大型犬の中でも特に人気があり、ペット保険の人気犬種ランキングでは上位にランクインしています。
そのため、多くの人がこの犬種と一緒に暮らしたいと考えていることが分かります。
ゴールデンレトリバーを飼うなら、イギリス系とアメリカ系どちらがいい?
ゴールデンレトリバーは温和で賢く、家庭犬としても非常に飼いやすい犬種ですが、飼い主の好みや性格の相性によって、イギリス系とアメリカ系のどちらを選ぶかは異なってきます。
一般的に日本で見かけるゴールデンレトリバーはアメリカンゴールデンレトリバーです。
彼らは飼い主への愛情表現が非常に強く、さみしがり屋な性格が特徴です。
人なつっこい性格で、飼い主との絆を深めるためには多くの時間を共に過ごすことが求められます。
一方、イングリッシュゴールデンレトリバーは少しプライドが高めで自立心もあると言われています。
彼らは縄張り意識が薄く、闘争心も少ないため、他の犬や人とのトラブルが少ない傾向があります。
比較的穏やかな性格を持ち、落ち着いた家庭犬として適しています。
ただし、イングリッシュゴールデンレトリバーは日本ではあまり一般的ではありません。
ブリーダーの数が限られているため、ペットショップなどで見かけることは稀です。
もしイングリッシュゴールデンレトリバーを飼いたい場合は、ブリーダーさんや犬舎を探す必要があります。
インターネットで検索すると、イングリッシュゴールデンレトリバーブリーダーを見つけることができます。
また、血統書を確認することで、血統の情報や祖先犬の名前を知ることができます。
ゴールデンレトリバーはどちらの系統も飼い主に忠実で愛情深い犬種です。
一般的にはアメリカンゴールデンレトリバーがよく見かけられますが、性格や見た目のタイプを重視して選ぶことをおすすめします。
どちらを選んでも、温和で飼いやすいパートナーになってくれることでしょう。
家庭犬としては、アニコム損害保険株式会社の『人気犬種ランキング2022』でも大型犬の順位では1位を獲得していますので、文句なしに飼いやすい犬種になります。
どちらが良いかは好みですが、飼い主のアンケートによると、
ポイント
- イングリッシュゴールデンレトリバーは、多少自立心があってプライドが高め
- アメリカンゴールデンレトリバーは、飼い主が大好き過ぎるさみしがり屋
との評価でした。
一般に日本でよく見かけるゴールデンレトリバーは、アメリカンゴールデンレトリバーです。
イングリッシュゴールデンレトリバーもちらほらと見かけますが、なかなか見かけません。
それは、2種のレトリバーのブリーダーさんの数によるもので、日本ではイングリッシュゴールデンレトリバーのブリーダーさんは少なく、ペットショップなどに流通させることはあまりありません。
そのため、もしイングリッシュゴールデンレトリバーを飼いたい場合は、ブリーダーさんや犬舎を探すところから始めることになります。
ネットで例えば『イングリッシュゴールデンレトリバーブリーダー ブリーダー』と検索すると出てきます。
検索順位1位と2位を載せておきます。
しかし、私のおすすめという訳ではありませんので、ご希望の方はご自身でお探しください。
色やマズルの違いがわからず、どちらの血統を引いているかを知りたい場合には、ブリーダーさんやペットショップの店員さんに、血統書を見せてもらって確認することができます。
祖先犬の名前にKCと付いていればイギリス系、AKCと付けばアメリカ系と判断することができます。
ドッグショーではイングリッシュゴールデンレトリバーを見かけることが多いですが、一般の家庭で飼う場合、性格の相性や見た目のタイプで選ぶことをおすすめします。
イングリッシュゴールデンレトリバーはこんな方におすすめ
- 茶色より白っぽい色が好みな方
- アメリカ系よりおとなしい犬が良い方
アメリカンゴールデンレトリバーはこんな方におすすめ
- 犬は「茶色だ」と思っている方
- しつけが苦手で、より早く覚えてほしい方
価格の相場
ゴールデンレトリバーの値段は、大体15万円~50万円程です。
しかし、平均価格としては30万円前後が多いです。
価格は、犬の出身や血統、健康状態などによって大きく異なることがあります。
ゴールデンレトリバーの価格は、血統によって大きく左右されます。
アメリカ系のゴールデンレトリバーは、流通量が多いため、比較的市場価格が安くなっています。
そのため、一般的には25万円~35万円程度です。
一方、イギリス系のゴールデンレトリバーは、希少性が高く、品質が高いとされています。
そのため、価格も高くなっており、30万円~50万円程度が相場となっています。
また、犬の健康状態も価格に影響を与えます。
健康で、予防接種や検疫などの健康管理がしっかりされている犬は、価格が高めに設定されることが一般的です。
一方、健康上の問題や遺伝的な病気を抱えている犬は、価格が低くなることがあります。
さらに、ブリーダーによっても価格が異なることがあります。
ブリーダーの信頼性や評判なども価格に影響する要素となります。
有名なブリーダーや優れた血統を持つ犬を扱っているブリーダーの場合、価格が高くなることがあります。
ゴールデンレトリバーを購入する際には、価格だけではなく、犬の品質やブリーダーの信頼性などを考慮し、バランス良く選ぶことが大切です。
また、犬の飼育費や医療費などもしっかりと見積もり、予め計画を立てておくことをおすすめします。
ゴールデン・レトリバーの性格などのまとめ
ゴールデン・レトリバーは、非常に陽気で人懐っこく、他の犬や動物とも友好的な関係を築きやすい社交性の高い犬種です。
家族に対しては愛情深く接し、幼い犬や小さな体格の犬にもやさしく接することができます。
そのため、子供の遊び相手にもなることができます。
また、ゴールデン・レトリバーは人の言葉や気持ちを理解し、指示に対して忠実に行動します。
そのため、しつけも比較的早く覚えてくれます。
この学習能力や訓練性能が評価され、介助犬・盲導犬や災害救助犬など、多方面での活躍が期待されています。
ゴールデン・レトリバーには、イギリス系とアメリカ系の2つのタイプが存在します。
これらのタイプでは、被毛やマズルなどの体系に違いが見られます。
また、ゴールデン・レトリバーの価格は、一般的には15万円から50万円程度ですが、平均的な価格は30万円前後となっています。
アメリカ系は一般的に流通量が多いため、25万円から35万円程度で購入できることが多いですが、イギリス系は希少性から30万円から50万円程度と高値になっています。