
大型犬(25kg以上)は、小型犬と前提が違います。
・引く力が強い(瞬間的に体重以上の負荷)
・体温管理が難しい
・排泄量が多い
・スペースを大きく使う
そのため、通常の「犬キャンプ持ち物リスト」では不十分です。
大型犬キャンプは「人間装備+大型犬専用強化装備」が必須!
この記事では大型犬特化で本当に必要な20項目を解説します。
1. 【絶対必須】基本装備

大型犬キャンプの安全は「基本装備」で決まります。
リード・ペグ・クレート・ベッド・食器は、どれも代用できそうに見えて、実は代えがききません。
大型犬は30kgを超える力と体格があります。
装備が弱いと、脱走・ケガ・トラブルにつながります。
ここでは命と安心を守る5つの基本装備を具体基準つきで解説します。
① 強化リード(幅2cm以上・耐荷重50kg以上)
大型犬のキャンプでは「強化リード」は命を守る道具です。
細いリードでは足りません。
大型犬は瞬間的に体重以上の力がかかる
細いリードが破断 → 脱走
もしリードが細くて弱いものだった場合、金具が外れたり、布の部分がちぎれたりする可能性があります。
大人でもバランスを崩すほどの力です。
たとえば体重30kgの犬が急に走り出すと、その瞬間の力は体重以上になることがあります。
大型犬は体が大きいぶん、引く力もとても強いです。
大型犬のキャンプでは「強化リード」は命を守る道具です。
細いリードでは足りません。
そうなると、犬は一気に自由になってしまいます。
キャンプ場は自然の中です。
- 他の犬がいる
- 子どもが走っている
- 野生動物のにおいがある
- 焚き火や調理スペースがある
こうした刺激が多いため、犬は興奮しやすい環境です。
特に大型犬は好奇心も強く、突然走り出すことがあります。
もしそのときにリードが切れたら、他の人や犬にぶつかる危険があります。
道路に飛び出す可能性もゼロではありません。
だからこそ必要なのが「強化リード」です。
強化リードを選ぶ目安は次の通りです。
目安:
・幅2〜3cm
・耐荷重50kg以上
・金属製ナスカン(接続部分)
・縫い目が二重以上
幅が広いリードは、それだけで強度が上がります。
細いひも状のリードは見た目はおしゃれでも、大型犬には向きません。
また、ナスカンという首輪につなぐ金具部分は必ず金属製を選びます。
プラスチック製は破損する可能性があります。
さらに大事なのは「持ち手」です。
クッション付きの持ち手なら、急に引かれても手が痛くなりにくく、しっかり握れます。
キャンプでは長時間使うため、持ちやすさも重要です。
実際によくある失敗は、「普段使っている細めのリードをそのまま持っていった」というケースです。
日常の散歩では問題なくても、キャンプの興奮状態では状況が変わります。
大型犬のリード選びは「もし急に全力で引かれたら?」を基準に考えることが大切です。
少し大げさなくらい丈夫なものを選ぶほうが安全です。
安全は道具で守れます。
強化リードは“念のため”ではなく、“必須装備”です。
選び方のポイント(大型犬用)
✔ 幅・厚さ:太め(2 cm級以上)のナイロンや丈夫な素材が必須。
✔ ハンドル性能:パッド付き・ダブルハンドルは制御力アップ。
✔ 耐久性:縫い目補強・金属クリップ堅牢タイプが安全。
✔ 反射素材:夜間や夕方のキャンプ場で視認性アップ。
② 長めの鍛造ペグ(30〜40cm)
大型犬とキャンプをするなら、ペグは30〜40cmの長い鍛造(たんぞう)ペグが必須です。
短いペグでは抜けます。
短いペグは抜けます。
30kgの犬が引くと20cmペグは高確率で浮きます。
ペグとは、リードをつないだロープを地面に固定するための“くぎ”のような道具です。
テントを止めるときにも使います。
キャンプでは、犬を安全にその場にとどめておくために、リードをペグにつなぐことがあります。
ここで大事なのが「長さ」と「強さ」です。
たとえば体重30kgの大型犬が、急に走り出したとします。
においに反応したり、ほかの犬を見つけたりすると、一瞬で強い力がかかります。
そのとき地面にさしてあるペグが短いと、テコの原理のようにぐらっと傾き、スポッと抜けてしまいます。
よく売られている20cmほどのペグは、テント用としては十分なこともあります。
しかし大型犬をつなぐ用途では短すぎます。
実際、30kgの犬が強く引くと、20cmのペグは高い確率で浮き上がります。
地面がやわらかい土や砂なら、さらに抜けやすくなります。
だからこそ必要なのが、30〜40cmの長い鍛造ペグです。
鍛造ペグとは、鉄をたたいて強くした、とても丈夫なペグのことです。
見た目はずっしりしていて、曲がりにくく、折れにくいのが特徴です。
細くて軽いアルミ製ペグは持ち運びには便利ですが、大型犬には向きません。
鍛造ペグを選ぶときのポイントは次の通りです。
目安:
・長さ30cm以上(できれば40cm)
・鍛造または鋳造の丈夫な鉄製
・太さがしっかりあるタイプ
さらに大切なのが「地面に合わせて複数本使う」ことです。
やわらかい地面では1本では不安定です。
V字型に2本打ち込んだり、ロープを分散させたりすると、抜けにくくなります。
大型犬の安全は、ペグの強さで決まると言っても大げさではありません。
もしペグが抜ければ、犬は一気に自由になります。
他のキャンパーに迷惑をかけるだけでなく、事故につながる可能性もあります。
「テントが立てば大丈夫」ではなく、
「犬が全力で引いても抜けないか?」で選ぶこと。
長くて丈夫なペグは少し重たいですが、安全を守るための大事な道具です。
大型犬キャンプでは、30〜40cmの鍛造ペグを基準に準備しましょう。
選び方ポイント(大型犬向け)
✔ 長さ30cm前後以上:深く打ち込めるので抜けにくい
✔ 太さ太め(φ10mm前後):引っ張り・風に強い
✔ 鍛造・鋼製素材:曲がり・折れにくく長持ち
✔ 本数多め:犬用だけでなく、タープ・風対策にも有効
③ 大型犬サイズのクレート
大型犬とのキャンプでは「大型犬サイズのクレート」は必須装備です。
夜の安全とトラブル防止のために必要です。
夜間や来客時の安全確保に必須。
クレートとは、犬が入るハウス型の箱のことです。
キャンプでは「落ち着いて休める部屋」になります。
大型犬は体が大きく、動きも力も強いので、自由にさせたままにすると夜間に思わぬトラブルが起きることがあります。
たとえば夜。
キャンプ場はとても静かになります。
少しの物音でも犬は敏感に反応します。
ほかのテントの話し声、足音、野生動物の気配。
大型犬は警戒心が強い子も多く、急に吠えたり立ち上がったりすることがあります。
そのときクレートがないと、テントの外に出ようとしてリードを強く引いたり、他の人に向かってしまう可能性があります。
また、来客時も同じです。
隣のサイトの人があいさつに来たとき、大型犬が興奮して飛びつくと危険です。
体重30kg以上の犬が飛びつけば、大人でもバランスを崩します。
クレートがあれば、一時的に安全な場所で待たせることができます。
クレートのサイズ選びも重要です。
目安:
・体長+10cm以上
・高さは頭が当たらないこと
目安は「体長+10cm以上」。
体長とは、鼻先からお尻までの長さです。
ぴったりすぎると中で方向転換ができません。
最低でも10cm以上の余裕が必要です。
高さも大切です。
中で立ったときに頭が当たらないこと。
耳の高い犬種(ハスキーやシェパードなど)は特に注意します。
頭が当たるとストレスになり、長時間入っていられません。
クレートの種類は、ハードタイプ(プラスチック製)とソフトタイプ(布製)があります。
大型犬の場合は、基本的に頑丈なハードタイプが安心です。
力が強いため、布製は押して変形することがあります。
さらに、普段から家でクレートに慣らしておくことも大切です。
いきなりキャンプで使うと、嫌がる場合があります。
クレートは「閉じ込める場所」ではなく、「安心できる自分の部屋」にしておくことが理想です。
大型犬キャンプの安全は、「夜どう過ごすか」で決まります。
クレートは荷物ではなく、安全設備です。必ず大型犬の体格に合ったサイズを選び、余裕のある空間を確保しましょう。
選び方のポイント(大型犬向け)
✔サイズ重視:体長+10cm以上の余裕サイズを選ぶと快適性UP。大型犬用目安は48インチ以上でも可。
✔ 材質:プラスチックは衝撃や天候に強く、金属・ソフトタイプは収納性に優れる。
✔ 通気性:キャンプ場は気温差があるため、風通しは重要。
✔ 折りたたみ・持ち運び:キャンプでは積載量も考えましょう。
④ 大型犬用ベッド・コット
大型犬キャンプでは「ベッドやコット」は必須です。
地面にそのまま寝かせるのは危険です。
地面直置きはNG。
夜は地表温度が急低下します。
キャンプでは、昼間は暖かくても、夜になると地面の温度が一気に下がります。
特に春や秋は、昼と夜で10℃以上差が出ることもあります。
地面は空気よりも早く冷えます。
そのため、犬が直接地面に寝ると、お腹や関節が冷えてしまいます。
大型犬は体が大きいぶん、地面に触れる面積も広いです。
つまり、冷えの影響を受けやすいのです。
若い犬でもお腹をこわすことがありますし、シニア犬では関節痛が悪化する可能性もあります。
だからこそ必要なのが、「大型犬用ベッド」や「コット(脚つきベッド)」です。
コットとは、地面から10〜20cmほど高さがある簡易ベッドです。
これを使うことで、地面の冷えを直接受けにくくなります。
さらに、地面が少しぬれていても安心です。
特に注意が必要なのが、ハスキー・ゴールデン・ボルゾイなどの大型長毛種です。
毛が長いと「寒さに強そう」と思われがちですが、それは雪国レベルの寒さに対してです。
実は、春や秋の中途半端な冷え込みのほうが体調を崩しやすいことがあります。
また、夏でも油断できません。
昼間に太陽で熱くなった地面は、夜になると一気に温度が下がります。
この急激な変化が体に負担をかけます。
大型犬は体温調整が難しいため、寝床の環境がとても重要です。
ベッド選びのポイントは次の通りです。
目安:
・体の大きさより一回り大きいサイズ
・耐荷重40kg以上
・洗える素材
・通気性があること
小さすぎると体がはみ出し、意味がありません。
必ずゆったり横になれるサイズを選びます。
「少しの時間だから大丈夫」と思わずに、夜の寝床は必ず整えること。
これが大型犬キャンプの基本です。
ベッドやコットはぜいたく品ではありません。
体を守るための安全装備です。
大型犬と安心してキャンプを楽しむために、必ず準備しておきましょう。
失敗しない選び方
✔ 地面から20〜30cm程度の高さのコットを選ぶと、体温安定と清潔さが両立します。
✔ フレームはスチール/アルミなど強度ある素材が安心。
✔ 収納性・折りたたみ機能はキャンプ荷物を減らすのに重要。
✔ 洗える素材・カバーは清潔を保つ上で役立ちます。
⑤ 大型犬用食器(安定型)
大型犬キャンプでは「安定した食器」を必ず使いましょう。
軽いお皿はすぐにひっくり返ります。
軽量皿はひっくり返ります。
滑り止め付きが理想。
キャンプでは地面が平らとは限りません。
芝生や土の上、少し傾いた場所にテントを立てることもあります。
そんな場所で軽いプラスチックの食器を使うと、犬が少し鼻で押しただけで動いてしまいます。
大型犬は体も顔も大きいです。
ごはんを食べるときの力も強く、勢いよく食べる子も多いです。
そのため、軽量の皿は高い確率で倒れます。
水がこぼれたり、フードが地面に散らばったりします。
特に困るのは水です。
キャンプではこまめな水分補給がとても大切です。
もし水皿がひっくり返ると、犬はすぐに水を飲めなくなります。
夏場なら、熱中症のリスクが一気に高まります。
だからこそ必要なのが、安定型の大型犬用食器です。
選ぶときのポイントは次の通りです。
目安:
・重さがある(ステンレス製や陶器製)
・底が広い
・滑り止めゴム付き
・容量が大きい(最低1リットル以上)
底にゴムがついているタイプは、地面との摩擦が増えるため動きにくくなります。
これだけで安定感が大きく変わります。
また、大型犬は一度に飲む水の量が多いです。
体重30kgの犬なら、1日に1.5〜2リットル以上の水を飲むこともあります。
小さい皿ではすぐに空になります。容量が大きい食器を選ぶことが重要です。
よくある失敗は、「家で使っている軽い皿をそのまま持っていく」ことです。
家の中では問題なくても、屋外では状況が違います。
風で動いたり、地面がデコボコしていたりします。
食器は小さな道具に見えますが、水と食事は命に直結します。
安定した食器を使うだけで、トラブルを大きく減らせます。
大型犬キャンプでは、“倒れない食器”を基準に選びましょう。
選び方のポイント(大型犬)
✔容量は最低40oz以上:1回の食事や水補給に対応できます。
✔ステンレス製が衛生的&耐久性高:錆びにくく清潔を保ちやすい。
✔滑り止め底 or 重量感がある設計:わんちゃんが押しても動きにくい。
2. 【安全対策】トラブル回避装備

大型犬キャンプは「自由に見えて管理が必須」です。
トラブル回避装備が安全を左右します。
広いキャンプ場では気が緩みがちですが、大型犬は30kg以上の力で一瞬にして状況を変えます。
脱走・泥汚れ・排泄トラブル・ケガは準備不足が原因です。
ロングリード・タオル・ウンチ袋・救急セット・マナーベルトは事故防止の必須装備です。
⑥ ロングリード(5m以上)
大型犬キャンプでは「ロングリード(5m以上)」があると安全に遊ばせることができます。
ノーリードはNGです。
フリーにせず安全に遊ばせる。
直径8mm以上推奨。
キャンプ場では、広い芝生や空きスペースがあります。
大型犬を思いきり動かしてあげたくなりますが、フリー(リードなし)は危険です。
ほかの犬や子ども、食事中のテントに突然向かってしまう可能性があります。
そこで使うのがロングリード(5m以上)です。
長さがあるため、犬はある程度自由に動けます。
それでも飼い主がコントロールできる範囲にとどめることができます。
大切なのは太さです。
大型犬は力が強いため、直径8mm以上の太いロープタイプを選びます。
細いタイプは手に食い込んだり、強く引かれたときに危険です。
ロングリードがあれば、「自由」と「安全」を両立できます。
キャンプでは、自由に見えても必ず管理すること。
これが大型犬との正しい楽しみ方です。
選び方のポイント(大型犬用)
✔ 長さは5m〜10m以上が広い場所やキャンプで活躍(トレーニング用途ではさらに長めもあり)
✔ 太さと素材強度:大型犬は8mm以上、しっかりした素材(Biothane/ナイロン)を選ぶと摩耗も安心
✔ ハンドルのグリップ性:長時間使うと手が痛くなるのでパッド付きや太めの持ち手が◎
⑦ 足拭きタオル(最低3枚)
大型犬キャンプでは足拭きタオルを最低3枚は用意しましょう。
1枚では足りません。
大型犬は泥量が多い。
小型犬の約2倍準備。
キャンプ場の地面は、芝生や土、砂利などさまざまです。
少し歩いただけでも、足の裏には土や草、朝露の水分がつきます。
大型犬は体が大きいぶん、足も大きく、ついてくる泥の量も多くなります。
実際、小型犬の約2倍の泥がつくと考えて準備するのが安全です。
もし足をきちんと拭かずにテントに入ると、床が泥だらけになります。
寝袋やマットも汚れてしまいます。
とくに雨のあとは、一度の出入りでタオル1枚がびしょびしょになることもあります。
だからこそ、最低3枚は必要です。
1枚目は軽い汚れ用、2枚目はしっかり拭く用、3枚目は予備として使います。
足拭きはマナーでもあります。
ほかの人に迷惑をかけないためにも必須装備です。
大型犬キャンプでは、タオルは多めに準備しておきましょう。
選び方のポイント
✔ 大判サイズ:大型犬や全身拭きに対応(70×140cm前後が理想)
✔ 超吸水マイクロファイバー:泥・水分を素早く吸収、乾きも速い
✔ 複数枚セット:1枚では足りないので、3枚以上用意すると安心(タオル干しも前提)
✔ ウェットタオル併用:足や体の泥汚れを拭き取る補助アイテムとして便利
⑧ ウンチ袋(通常の1.5倍)
大型犬キャンプではウンチ袋を多めに持っていきましょう。
最低10枚以上が安心です。
排泄量が多い。
最低10枚以上。
大型犬は体が大きいぶん、食べる量も多く、うんちの量も多くなります。
小型犬と同じ感覚で袋を準備すると、途中で足りなくなることがあります。
キャンプでは環境が変わるため、いつもより回数が増えることもあります。
そのため、普段の1.5倍は準備するのが安全です。
たとえば、いつも1日2回なら3〜4回分を想定します。
予備も含めて、最低10枚以上あると安心です。
もし袋が足りなくなると、処理ができません。
これはマナー違反ですし、ほかの利用者に迷惑をかけます。
キャンプ場はみんなで使う場所です。
排泄物の処理は飼い主の責任です。
多めに持っていくことがトラブル回避につながります。
大型犬キャンプでは、ウンチ袋は「多すぎるかな?」くらいでちょうど良いと覚えておきましょう。
選び方のポイント(大型犬向け)
✔ 大きめサイズ(約21×15cm前後):大型犬の排泄物にも対応しやすい傾向あり。
✔ 厚手・漏れ防止構造:手が汚れたり破れたりしにくく、安全性向上。
✔ 持ち運びやすさ:ロール型/箱型/ストック量など、キャンプ滞在日数で選ぶ。
⑨ 救急セット(犬用)
大型犬キャンプでは「犬用の救急セット」は必ず持っていきましょう。
自然の中ではケガの可能性があります。
キャンプ場は小石・枝が多い。
キャンプ場の地面には、小石やとがった枝、かたい草の根っこなどがあります。
大型犬は元気に走り回るため、肉球(足の裏)をすりむいたり、小さな切り傷ができたりすることがあります。
そんなときに役立つのが、犬用の救急セットです。
中に入れておきたいものは次の3つです。
・止血ガーゼ(血が出たときに押さえる)
・消毒液(傷口をきれいにする)
・肉球保護クリーム(乾燥やひび割れを防ぐ)
もし血が出ても、すぐにガーゼで押さえれば悪化を防げます。
消毒をして清潔に保つことも大切です。
キャンプ場はすぐに動物病院へ行ける場所とは限りません。
だからこそ、応急処置ができる準備が重要です。
救急セットは使わないのが一番ですが、「もしも」に備えるのが飼い主の責任です。
大型犬キャンプでは、安全対策として必ず持参しましょう。
救急セットに入っていると安心なアイテム例
犬用救急セットには、次のような用品が含まれているのが理想です:
✔ ガーゼ・包帯・絆創膏類 — 出血や擦り傷の応急処置用
✔ 消毒液・消毒綿 — 傷口の清潔確保
✔ 体温計 — 体調チェックに有効
✔ ピンセット/はさみ — 異物除去や処置に役立つ
✔ 手袋 — 清潔・安全操作に必須
これらは獣医師や救急ガイドでも推奨されています(例:包帯・ガーゼ・消毒用品など)
⑩ マナーベルト(必要に応じて)
マナーベルトは、状況によっては必ず必要になる大切なマナー用品です。
ヒート中やマーキング対策。
マナーベルトとは、犬のお腹まわりにつけるベルトのことです。
おしっこが外に出ないように中にパッドを入れて使います。
主にオス犬のマーキング対策や、ヒート中のメス犬のケアに使います。
キャンプ場はみんなで使う場所です。
テントや木、設備におしっこをかけてしまうと、においが残ります。
大型犬は体が大きいぶん、おしっこの量も多く、においも強くなります。
そのため、マーキング癖のある子は特に注意が必要です。
また、ヒート中(発情期)のメス犬は必ず対策が必要です。
においにつられて他の犬が興奮し、トラブルになる可能性があります。
マナーベルトを使えば、万が一のときも安心です。
ただし、長時間つけっぱなしはNGです。
こまめに確認し、清潔を保ちましょう。
キャンプは自由な場所ですが、マナーが最優先です。
必要に応じて準備し、周囲に配慮できる飼い主であることが大切です。
選び方のポイント(大型犬)
✔ サイズが体格に合うこと — ウエスト周りをしっかり測る。
✔ 吸水/防水機能 — マーキングや少量のお漏らしに対応。
✔ ズレにくい構造 — 活動中でも外れにくい設計。
※マナーベルトはマーキングや粗相を“完璧に防ぐ”ものではありませんが、デザインや素材によって快適性・漏れ防止力が変わります。
キャンプでは、万が一の粗相や他キャンパーへの配慮としてあると安心です。
3. 【季節別】必需品

季節対策を間違えると、大型犬キャンプは事故につながります。
夏は熱中症、冬は低体温。
どちらも準備不足が原因です。
大型犬は体重30kg以上で体温変化の影響を受けやすく、夜間25℃超や5℃以下は危険域です。
季節ごとに装備を切り替えることが命を守る条件です。
ここでは夏・冬それぞれの必需品を具体基準で解説します。
夏キャンプ(最重要)
夏キャンプでは暑さ対策が最重要です。
大型犬は暑さに弱く、対策がないと熱中症になります。
大型犬は暑さに弱い。
大型犬は体が大きく、体の中に熱がこもりやすいです。
人間のように汗をたくさんかいて体温を下げることもできません。
体を冷やす方法は「ハアハアと息をすること」が中心です。
そのため、暑い場所では体温が下がりにくいのです。
特に注意が必要なのは、夜でも気温が25℃以上ある日です。
人間にとっては「少し暑いかな」程度でも、犬にとっては危険な温度になることがあります。
昼間に熱くなった地面や空気は、夜もなかなか冷えません。
だからこそ、次の装備は必須です。
必須:
・クールベスト
・保冷剤(多め)
・日陰タープ
・ポータブル扇風機
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とくに注意したいのが、ハスキーなどの寒冷地犬種です。
毛が厚く、寒さには強いですが、暑さにはとても弱い犬種です。
見た目は元気でも、体の中では熱がこもっている場合があります。
熱中症リスクは高いと考えてください。
熱中症のサインは、
・激しいパンティング(ハアハアが止まらない)
・よだれが大量に出る
・ぐったりして動かない
こうなったら危険です。
夏キャンプでは、「少しやりすぎかな?」くらいの暑さ対策がちょうど良い基準です。
大型犬の命を守るのは、準備の量で決まります。
暑さ対策は最優先で整えましょう。
冬キャンプ
冬キャンプでは寒さ対策が必須です。
大型犬でも油断すると体が冷えます。
夜間5℃以下は冷え込みます。
「大型犬は寒さに強い」と思われがちですが、それはずっと動いているときの話です。
夜になり、じっと寝ている時間が長くなると、体はどんどん冷えていきます。
特に夜間5℃以下になると、地面からの冷えが一気に強くなります。
キャンプ場の地面は土や芝生です。
夜になると空気よりも先に冷たくなります。
そこに直接寝ると、お腹や関節が冷えます。
若い犬でも下痢をすることがありますし、シニア犬では関節痛が悪化することもあります。
そこで必要になるのが次の3つです。
必要:
・厚手ブランケット
・防寒マット
・風除け対策
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特に注意したいのは、「昼間が暖かい日」です。
昼は10℃以上あっても、夜になると急に5℃以下に下がることがあります。
この温度差が体に負担をかけます。
また、ハスキーのような寒冷地犬種でも、日本の冬キャンプ環境は別問題です。
雪国と違い、湿気や冷たい風が強い場所では体感温度が下がります。
冬キャンプでは、「寒くないだろう」ではなく「冷える前に守る」ことが大切です。
大型犬の快適な睡眠は、翌日の体調に直結します。寒さ対策は必ず万全に整えましょう。
4. 【快適性UP】あると差がつく

快適性アップ装備があるかどうかで、満足度は大きく変わります。
大型犬キャンプは「最低限」だけでも成立しますが、体温管理・におい対策・抜け毛処理・テント保護・関節ケアまで考えると差が出ます。
30kg超の体格は環境の影響を受けやすいからです。
ここでは快適さと安全性を同時に高める5つの装備を具体基準で解説します。
⑪ 大型犬用チェア
大型犬用チェアがあると、キャンプの快適さが大きく変わります。
地面から離すことがポイントです。
地面から離すことで体温安定。
キャンプでは、犬は長い時間その場で過ごします。
地面に直接座ったり寝たりすると、夏は熱が伝わり、冬は冷えが伝わります。
地面は気温よりも影響が強く、体温をじわじわ奪います。
そこで役立つのが、大型犬用チェア(コットタイプ)です。
地面から10〜20cmほど高さがあるため、地面の熱や冷えを直接受けにくくなります。
さらに、下から空気が通るため、夏はムレにくくなります。
特に体重30kg以上の大型犬は、地面との接地面が広いため影響を受けやすいです。
チェアがあるだけで、体温が安定しやすくなります。
また、自分の定位置ができることで、犬も落ち着きます。
快適な休憩場所を作ることが、トラブル防止にもつながります。
大型犬キャンプでは、チェアは“ぜいたく品”ではなく、快適さを上げる重要アイテムです。
選び方のポイント
✔ 高さ(コット):地面から体を離すことで底冷え・湿気対策に有効。犬の体温維持に直結。
✔ 耐荷重:大型犬(30〜50kg以上)に対応する耐久設計を優先。
✔ 折りたたみ&収納:設営・撤収が素早く、荷物かさばりを防ぐモデルがキャンプ向き。
✔ クッション性:丸洗い可能や表面素材が洗えると清潔に保てる。
⑫ 消臭スプレー
消臭スプレーがあると、大型犬キャンプの快適さが大きく変わります。
におい対策は意外と重要です。
大型犬は匂いが強い。
車内対策にも有効。
大型犬は体が大きいぶん、体臭も強くなりやすいです。
特に雨の日や川遊びのあと、汗をかいたあとなどは、においが強くなります。
テントの中は空間がせまいため、においがこもりやすいです。
そのため、消臭スプレーはあると便利なアイテムです。
寝床やブランケット、クレートまわりに使うことで、においを抑えることができます。
また、キャンプの帰りの車内でも活躍します。
大型犬は抜け毛や湿った毛のにおいが残りやすいため、車内対策にも有効です。
次の日に車に乗ったときの快適さが違います。
選ぶときは、犬用で安全な成分のものを選びます。
アルコールが強いタイプは避けましょう。
においは小さな問題に見えて、快適さに大きく影響します。
気持ちよく過ごすためのサポート道具として準備しておくと安心です。
選び方のポイント(大型犬キャンプ)
✔ 消臭+除菌機能付き:ペット専用スプレーなら臭いの元を分解しやすい。
✔ 容量と用途:寝床・クレート・衣類・テントと複数場所に使える大容量が便利。
✔ 安全性:犬が舐めても安全な成分・pHバランス設計が理想。
✔ 布・テント対応:布製品やキャンプ用品に直接使える製品を優先。
⑬ ブラシ
大型犬キャンプではブラシがあると快適さが大きく変わります。
抜け毛対策は必須です。
抜け毛対策。
ラブラドールやハスキーは必須。
大型犬は体が大きいぶん、抜ける毛の量もとても多いです。
特にラブラドールやハスキーは抜け毛が多い犬種です。
キャンプ中に体をブルッとふるだけで、毛がテントの中にたくさん飛びます。
そのままにすると、寝袋や服、食事スペースにも毛がついてしまいます。
ほかの人に迷惑をかけることもあります。
そこで役立つのがブラシです。
朝と夜に軽くブラッシングするだけで、抜け毛の量を大きく減らせます。
テントに入る前にとかすのがポイントです。
さらに、ブラッシングはスキンシップにもなります。
犬も落ち着きやすくなります。
抜け毛対策はマナーでもあります。
大型犬キャンプでは、ブラシは必須アイテムと考えましょう。
ブラシ選びのポイント(大型犬)
✔ 抜け毛の量:大型犬は換毛期や季節変わりに大量の下毛が抜けることが多いです。デシェッダーはこの毛を根本から掻き出す効果が高いです。
✔ コートタイプ:
・長毛/ダブルコート → デシェッダー+スリッカーのセットが最強。
・短毛 → 軽いスリッカーやタングルティーザーなどで日常ケア。
✔ 手入れ頻度:1〜2日おきのブラッシングで抜け毛を床や衣類に定着させにくくします。
使い方のコツ
- 毛流れに沿ってゆっくりブラッシング(下毛をしっかり捉える)
- 抜け毛が多い部分(首回り、背中、尻尾) は重点的に
- デシェッダーは短時間でOK(長時間は犬の皮膚を刺激しやすいので注意)
- スリッカーで仕上げ&絡まり防止 を同時に行う
⑭ 防水シート
防水シートがあると、テントの中をきれいに保てます。
大型犬キャンプではとても役立つ道具です。
テント内保護。
キャンプ場では、犬の足に水や泥がつくことがあります。
雨のあとや朝露がある日は、とくにぬれやすいです。
そのままテントに入ると、床がぬれてしまいます。
大型犬は体も大きいので、ぬれた面積も広くなります。
そこで使うのが防水シートです。
テントの床の上に1枚しくだけで、水や泥からテントを守ることができます。
もし汚れても、シートだけを外して洗えばよいので、片づけも楽になります。
さらに、防水シートはクレートの下や食器まわりにも使えます。
水がこぼれても安心です。
テントは高価な道具です。
長く使うためにも、内側を守る工夫が大切です。
大型犬キャンプでは、防水シートはあると便利ではなく、あると安心なアイテムです。
選び方のポイント(大型犬キャンプ)
✔ 耐水性(耐水圧):少なくとも耐水圧3000mm以上が雨天でも安心。
✔ サイズ:テントサイズより10〜20cm大きめを選ぶと浸水リスクを避けられる。
✔ 厚みと耐久性:大型犬の爪・体重を想定し、厚手生地+リップストップ加工があると裂けにくい。
✔ 固定方法:ハトメやループ付きタイプはペグ固定が可能で強風・雨でもズレにくい。
使い方例(優先順)
- テント内部の下敷き → テント床の濡れ・汚れ防止
- 犬休憩ゾーン下 → 足元の泥はね対策、体温低下防止
- 車内・クレート下 → 出発前後のケアとしても有効
⑮ 車載スロープ
高齢の大型犬とキャンプに行くなら、車載スロープはとても大切な道具です。
高齢大型犬には重要。
大型犬は体が大きいぶん、車に乗るときのジャンプも高くなります。
若いころは元気に飛び乗れても、年をとると足や腰に負担がかかります。
特に体重30kg以上の犬は、ジャンプの衝撃がとても強くなります。
そこで使うのが車載スロープです。
車の後ろにかける板のような道具で、ゆるやかな坂道を歩いて乗り降りできます。
ジャンプしなくてよいので、関節への負担を大きく減らせます。
とくに、股関節が弱くなりやすい大型犬や、シニア期(7歳以上)の犬には重要です。
毎回のジャンプが積み重なると、けがや痛みの原因になります。
また、抱き上げるのは大変です。
30kg以上あると、大人でも腰を痛めることがあります。
犬だけでなく、飼い主の体を守る道具でもあります。
安全に長く一緒にキャンプを楽しむために、車載スロープは強い味方です。
選び方のポイント(大型犬向け)
- 耐荷重を重視
大型犬(体重30kg以上)の場合、耐荷重75kg前後あるモデルが安心です。 - 滑り止め・幅広設計
足元が滑らない・犬が安心して登れる幅があるか確認。 - 折りたたみ・階段式
車高に応じて階段ステップ型とスロープ型を使い分けると負担軽減に効果的。 - 収納性
キャンプ積載時のスペース確保にも配慮。
おすすめ使い分け例
- SUV・背の高い車 → 5段・階段式を優先
- ミニバン・低めトランク → 折りたたみスロープや連結式
- 老犬・関節不安 → 階段式で段差を細かく
大型犬用車載スロープは、犬の体と飼い主の腰も同時に守る装備です。複数タイプも用意して、用途に応じて使い分けるのが地域No.1キャンプ攻略のコツです。
5. 【忘れがち】重要書類

大型犬キャンプでは、重要書類は必ず持参してください。
忘れると入場できない場合があります(提示を求められるケースあり)
書類:
・狂犬病証明書
・ワクチン接種証明
・鑑札
キャンプ場の中には、犬と一緒に利用する場合、証明書の提示を求める施設があります。
これは「安全のため」です。
ほかの利用者や犬を守るために、ワクチン接種がきちんとされているかを確認しています。
持っていくべき書類は次の3つです。
① 狂犬病予防接種証明書
日本では、犬は年1回の狂犬病ワクチン接種が義務です。接種すると証明書が発行されます。キャンプ場によっては提示必須です。
② 混合ワクチン接種証明書
ジステンパーなどの感染症予防ワクチンです。接種から1年以内であることが条件の施設が多いです。
③ 鑑札(登録証)
市町村に登録すると交付されます。迷子になったときの身元確認にもなります。首輪に装着が原則です。
なぜここまで必要なのでしょうか?
大型犬は体が大きく、接触機会も多くなります。
もし感染症を広げてしまうと、ほかの犬に大きな影響が出ます。
証明書は「うちの犬はきちんと管理しています」という証明です。
また、受付時に提示を求められ、忘れていると入場できないケースもあります。
せっかくの予約や移動時間が無駄になります。
対策は簡単です。
対策方法:
・スマホで写真保存
・クリアファイルにまとめて保管
・車のグローブボックスに常備
「持っていけばよかった」と後悔する代表例が重要書類です。
大型犬キャンプでは、装備だけでなく“書類管理”も飼い主の責任です。
6. 持ち物チェックリスト
忘れ物を防ぐには、出発前のチェックリスト確認が必須です。
大型犬キャンプは荷物が多く、1つ忘れるだけで安全性や快適性が大きく下がります。
特にリードや証明書の忘れ物は入場トラブルにつながります。
出発前に必ず下記リストを確認し、車に積み込んだか最終チェックしてください。
準備の精度が、そのまま安心につながります。
大型犬キャンプ持ち物チェックリスト
□ 強化リード
□ 長ペグ
□ クレート
□ ベッド
□ 食器
□ ロングリード
□ タオル3枚以上
□ ウンチ袋10枚以上
□ 救急セット
□ マナーベルト(必要に応じて)
□ クール用品
□ 防寒用品
□ 証明書
※□ 大型犬用チェア
※□ 消臭スプレー
※□ ブラシ
※□ 防水シート
※□ 車載スロープ
※⬅️必要に応じて
3day88.com
下記のリンクからチェックリストをダウンロードして、当日最終チェックしてください。
下記のリンクをクリックするとダウンロードができます。
7. よくある失敗例

大型犬キャンプの事故は「よくある失敗」から起きます。
事前対策でほぼ防げます。
脱走・熱中症・テント汚損は、装備不足が原因です。
30kg超の力、夜間25℃超の暑さ、雨後の泥汚れ・・・想定すれば回避できます。
ここでは発生頻度が高い3つの失敗例と、具体的な防止基準(30cmペグ・日陰+冷却・タオル3枚)を示します。
失敗① ペグが抜けて脱走
→ 30cm以上必須
短いペグは大型犬では危険です。30cm以上が必須です。
キャンプでは、リードをペグに固定して犬をつなぎます。
でも、20cmくらいの短いペグだと、大型犬が強く引っ張ったときに抜けてしまうことがあります。
体重30kgの犬が一気に走り出すと、体重以上の力がかかります。
もしペグが抜けると、そのまま脱走する可能性があります。
ほかの人や犬にぶつかったり、道路へ飛び出す危険もあります。
だからこそ、必ず30cm以上の長いペグを使うことが大切です。
地面に深く打ち込めば、抜けにくくなります。
大型犬は“強い力がかかる前提”で準備することが安全対策です。
失敗② 暑さ対策不足でぐったり
→ 日陰+冷却必須
大型犬は暑さに弱いので、日陰と冷却対策は必ず必要です。
夏のキャンプ場は、思っているよりも気温が高くなります。
とくに地面の近くは熱がこもりやすく、犬は人より地面に近い場所で過ごします。
気温が25℃を超えると、体に熱がたまりやすくなります。
暑さ対策をしないと、犬はハァハァと強く息をし、ぐったりして動かなくなります。
これは熱中症のサインです。
とくにハスキーなど寒い地域の犬は暑さが苦手です。
だから、必ず日陰を作ること、そして体を冷やす準備をすることが必須です。
タープで影を作り、クールベストや保冷剤を使いましょう。
「大丈夫だろう」は通用しません。事前準備が命を守ります。
失敗③ 足拭き不足でテント泥まみれ
→ 3枚以上
足拭きタオルが足りないと、テントの中がすぐ泥だらけになります。3枚以上は必須です。
キャンプ場の地面は土や砂、雨あとのぬかるみが多いです。
大型犬は体が大きいぶん、足も大きく、1歩でつく泥の量も多くなります。
そのままテントに入ると、床や寝袋がすぐに汚れます。
しかもタオルが1枚だけだと、すぐにびしょびしょになり、泥を広げるだけになります。
だから、最低でも3枚以上は用意してください。
1枚目で大まかな泥を落とし、2枚目で仕上げ拭き、3枚目は予備にします。
大型犬は“小型犬の約2倍汚れる”前提で準備することが大切です。
8. まとめ
大型犬キャンプは
「力・体温・排泄量」が基準。
通常の犬装備では足りません。
必ず大型犬仕様で揃えましょう。











