バーニーズ・マウンテン・ドッグ(以下、バーニーズ)という犬種はご存知ですか?
バーニーズ・マウンテン・ドッグの通称は、『バーニーズ』と呼ばれ、ゴールデンレトリバーや、ラブラドールレトリバーと並ぶ大型犬の仲間になります。
この犬は
見た目の特徴
- 白・黒・茶のトライカラー
- 少しパーマのようなウエーブ
性格
- とても利口
- とても家族思い
- とてもシャイ
魅力たっぷりなバーニーズは、とてもかわいいです。
そんなバーニーズですが、初めて大型犬を飼う方は不安になると思います。
この記事では、バーニーズの飼い方をポイントに絞ってお伝えします。
この記事でわかること
- バーニーズとは・性格・価格の相場
- 歴史
- サイズ
- 被毛
- しつけ方
- 散歩と時間
- バーニーズのご飯
- ストレス、寿命️
- 病気
この記事を読んでいただければ、初めての方でも安心してバーニーズを飼うことができます。
バーニーズとは・性格・価格の相場
バーニーズとは
バーニーズ、正式名称はバーニーズ・マウンテン・ドッグ、は大型犬の一種です。
バーニーズはその名前の通り、スイスの山岳地帯で使われていた犬種で、その歴史は古く、軍用犬や番犬としても利用されていました。
一般的には温和で賢い性格のため、家庭犬としても非常に人気があります。
バーニーズの特徴
バーニーズは非常に大きな体格を持つ犬種で、体高は雄で約64~70 cm、雌で約58~66 cmにもなります。
成犬の体重は約40~55 kgにもなりますので、十分なスペースが必要です。
その特徴的な外見は、厚い被毛と、揃った歩様です。
被毛は毛量が多く、防水効果を持つため、寒冷な地域でも活動することができます。
バーニーズの性格
バーニーズは人なつく性格を持っていますが、警戒心もあり、内向的な一面もあります。
彼らは大きな体格から風格を感じさせ、落ち着いた雰囲気を持っています。
彼らは山岳地帯で活動していたため、非常に体力がありますので、日常的に運動を取り入れることが重要です。
アウトドアで活発に遊ぶことができるため、子供たちや他のペットとも仲良くすることができます。
彼らは優れた家庭犬で、番犬としても機能することができます。
不審な人が近づくと、大きな声で危険を知らせることができますが、攻撃的ではありません。
彼らは周りの環境に注意深く、番犬としても優れています。
性格の面でオスとメスに明確な違いはありませんが、メス犬は母性本能が強いため、子育てに熱心です。
したがって、バーニーズは子供のいる家庭でも適応しやすいでしょう。
バーニーズとの暮らし方
バーニーズは大きな犬種ですので、広いスペースが必要となります。
庭があったり近くに公園があると、適切な運動をさせることができます。
また、被毛が非常に多いため、ブラッシングが頻繁に必要です。
定期的なトリミングも忘れずに行いましょう。
健康面では、大型犬のため、関節の健康を保つためのケアも欠かせません。
価格の相場
バーニーズの価格は、一般的には30~45万円前後が相場とされています。
ただし、中には20万円程度で販売される個体も存在しますが、これは柄や特徴による個体差によるものです。
かつては15万円前後がバーニーズの相場でしたが、最近ではコロナ禍によるペットブームの影響などもあり、バーニーズだけでなく他の動物の平均単価も上昇傾向にあります。
バーニーズの価格は、個体の品質やブリーダーの信頼性、地域によっても異なる場合があります。
また、血統や血統書の有無、健康状態や性格なども価格に影響する要素です。
さらに、ブリーダーによっても価格が異なります。
一部の高級繁殖施設では、優れた血統や品質を持つバーニーズを高価で販売しています。
一方で、里親募集や保健所などでの譲渡が行われる場合もあります。
これらの場合、手続きや条件がありますが、通常の価格よりも安く手に入れることができる場合があります。
バーニーズを飼う際には、価格の相場や個体の品質だけでなく、信頼できるブリーダーからの購入や適切な環境での飼育が重要です。
また、バーニーズの飼育には経費もかかるため、購入前に予算や生活スタイルを考慮することも必要です。
まとめると、バーニーズの相場は30~45万円前後であり、個体によっては20万円程度でも販売されることがあります。
価格は品質やブリーダーによっても異なるため、慎重な選択が求められます。
飼育予算や生活スタイルも考慮し、健康で幸せなバーニーズの飼育を心掛けましょう。
歴史
バーニーズ・マウンテン・ドッグの通称は『バーニーズ』(以下、「バーニーズ」とします)と呼ばれ、別名は『ベルナー・ゼネンフント、バーニーズ・キャトル・ドッグ』とも呼ばれています。
スイス原産のマウンテンドッグ4種のうちの1種で、ほかに
・グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ
・エントレブッハー・マウンテン・ドッグ
・アッペンツェラー・キャナルドッグ
という3つの犬種があり、とてもよく似ています。
バーニーズの歴史
バーニーズは古代ローマ時代に存在したマスティフタイプの犬であると考えられています。
彼らの役割は、当初は敵の侵入者排除でしたが、後に農民の財産を守る仕事へと変化しました。
しかし、産業革命により仕事がなくなり、第一次世界大戦の頃には絶滅の危機に直面しました。
しかし、ブリーダーやスイスの愛好家たちは、スイスの山岳部にわずかな数のバーニーズを見つけ、純血のバーニーズの繁殖に成功しました。
バーニーズの歴史は非常に古く、古代ローマ時代から存在していたと考えられています。
当時の彼らの役割は敵の侵入者を排除し、主に警備のために使われていました。
しかし、ローマ時代の終わりとともに、彼らは主に農民の財産を守るための仕事をするようになりました。
しかし、産業革命以降、交通手段の発達によりバーニーズの仕事は次第に減っていきました。
自動車や蒸気機関車の普及により、彼らの警備や運搬能力は不要とされるようになり、その結果、バーニーズの数は急速に減少していきました。
第一次世界大戦の頃には、バーニーズの数は極めて少なくなり、絶滅の危機に瀕していました。
しかしこの状況を憂慮したブリーダーやスイスの愛好家たちは、スイスの山岳部でわずかに生き残っていたバーニーズを発見し、純血のバーニーズの繁殖に成功しました。
その結果、バーニーズの数は徐々に回復し、現在では世界中で人気のある犬種となっています。
バーニーズは優れた警備能力と信頼性の高さで知られており、多くの家庭で愛されています。
その歴史は、彼らの忠実な性格と努力家の姿勢によって築かれたものであり、バーニーズの存在は犬の歴史において重要な位置を占めています。
年表
1892年 | 愛好家によりバーニーズの繁殖を開始 |
1902年 | ドッグショーに出場 この頃より絶滅の危機を脱出 |
1904年 | ペルンにてドッグショーに雄6頭と雌1頭が出場 |
1905年 | ペルンのドッグショー7頭の内4頭がスイスケネルクラブに登録 |
1907年頃 | 犬種クラブ設立 |
1908年 | スイスケネルクラブに8頭の追加登録 |
1910年 | ペットショーに100頭以上出場 バーニーズという犬種の誕生 |
1922年 | スイスケネルクラブに58頭登録 |
1926年 | バーニーズがアメリカへ渡る |
1937年 | アメリカンケネルクラブにおいて正式犬種として認定 |
1939年 | スイスケネルクラブに129頭登録 |
1948年 | スイスケネルクラブに339頭登録 |
サイズ
バーニーズは全体的に見ると、骨太でどっしりとした、頑丈でそれでいて優しそうなたたずまいをしています。
私達やどんな動物でもオスとメスの見た目の差はあります。
では、バーニーズのオスとメスの体高と体重の差はどれくらいなのでしょう。
オスとメスの体高は
- オス64〜70cm 理想サイズ:66〜68cm
- メス58〜66cm 理想サイズ:60〜63cm
差は、オスの方が約5cm高いです。
オスとメスの体重は
- オスが40~50kg
- メスが35~45kg
差は、オスの方が5kg多いです。
被毛
バーニーズ・マウンテン・ドッグ(以下、バーニーズ)は、とっても綺麗な毛艶をしていますよね。
モフモフでフサフサな「ダブルコート」という被毛のタイプになっています。
バーニーズの被毛
バーニーズの被毛はジェットブラック(漆黒)、タン(茶)、ホワイトの3色で構成されるトライカラーのみです。
柄は、ジェットブラックをメインに頬、目の上、四肢、胸にリッチタンのマーキング。
頭部から胸にかけてホワイトのマーキングが入ります。
バーニーズは、スイスの山岳地帯で護衛や荷物の運搬などをして働いていたので、寒さにも耐えられるよう豊かな被毛に覆われています。
寒い国が原産の犬種は、バーニーズに限らずどの犬も基本的に『ダブルコート』という被毛のタイプになっています。
しつけ方
バーニーズ・マウンテン・ドッグ(以下バーニーズ)は、体が大きくなると力が強くなり制御が難しくなりますので、子犬の頃からしつけをしていく必要があります。
吠えや甘噛みも子犬のうちに止めさせ、癖がつかないようにしましょう。
トイレのしつけ方
トイレのしつけは、飼い主さんが子犬に最初に教える重要なしつけです。
子犬を迎えたらすぐに開始しましょう。
子犬はまだ排泄回数が多く、1日に10回前後もすることがあるため、早いうちにトイレの場所を覚えることができます。
まずは、ケージの中にもトイレを設置しましょう。
子犬は飼い主さんが見ていない時でも自由に排泄ができるようにするためです。
犬は基本的にきれい好きで、寝床と排泄場所を分けたがる傾向がありますので、ケージのレイアウトを工夫してあげることが大切です。
ケージ内のレイアウトは、トイレと寝床を離して配置しましょう。
トイレはケージの一角に固定し、別の角に寝床を用意します。
犬は自身の寝床をきれいに保ちたいという本能がありますので、トイレスペースと寝床が隣り合ってしまうと、排泄物と寝床が近いことにストレスを感じる可能性があります。
そのため、トイレと寝床の距離を離すことで、犬のストレスを軽減することができます。
トイレの場所には、新聞紙やトイレトレイを使用することが一般的です。
子犬がトイレで用を足すことを覚えるためには、定期的にトイレトレイに連れて行くことが重要です。
食後や遊び終わりなど、排泄のタイミングを見極めてトイレトレイに誘導しましょう。
トイレトレイに排泄をするときは、声をかけて褒めたりご褒美を与えると効果的です。
トイレのしつけは、繰り返しトレーニングすることがポイントです。
最初はこまめに連れて行って、成功するたびに褒めることで、子犬に正しいトイレの場所と行動を覚えさせることができます。
また、事故が起きてしまった場合も叱らずに無視し、きれいな場所での排泄を促すことが大切です。
トイレのしつけは一度で完全に覚えることは難しいかもしれませんが、飼い主さんの指導と継続的な訓練によって、少しずつ上達していくことでしょう。
忍耐強く取り組み、子犬の成長に合わせてトイレの場所やトレイの位置を調整してあげることで、うまくトイレのしつけを進めることができます。
無駄吠えのしつけ方
無駄吠えには様々な原因があります。
それぞれの原因に応じて、効果的なしつけ方法を実践しましょう。
まず、要求吠えは犬が何かを求めるために行う吠えです。
例えば、食べ物をねだるために吠えたり、散歩を促すために吠えたりすることがあります。
要求吠えを防ぐためには、犬に要求された行動を行わせないことが重要です。
一度要求に応じると、犬は吠えることで目的を達成できると学習してしまうため、要求に応じずに無視することが大切です。
次に、恐怖や不安による吠えです。
犬は不安や怖さを感じたときに、吠えることで自分を守ろうとする場合があります。
不安や恐怖を引き起こす要因を取り除くことが一番の解決策です。
例えば、異常な騒音や人間の姿が不安な場所で吠える場合は、犬のいる環境を改善し、ストレスを軽減することが重要です。
また、縄張り意識による吠えもあります。
犬は自分の縄張りを守るために吠えることがあります。
この場合、しっかりと縄張りの境界を示すことが必要です。
散歩の際には、リードを短く持ち、飼い主がリーダーシップを示すことで縄張り意識を強調することができます。
無駄吠えのしつけには、しっかりと原因を見極め、それに適した対処方法を行うことが重要です。
吠えるたびに怒ったり叱ったりするだけでは犬の行動は変わりません。
しっかりと理解し、犬に適切な指導を行いましょう。
無駄吠えのしつけには時間と忍耐が必要ですが、犬とのコミュニケーションを深めることができる上、近隣トラブルを避けることができます。
ぜひ、この方法を試してみてください。
噛み癖のしつけ方
噛み癖は、子犬の頃なら可愛い甘噛み程度で済むこともありますが、成犬になると深刻な問題に発展する可能性があります。
特に大型犬の場合、甘噛みでも怪我が重篤になることもあります。
そのため、子犬の頃から噛み癖のしつけを行うことが重要です。
噛み癖とはいえ、その原因は様々です。
まずは、犬の歯茎がかゆいために噛み癖が発生することがあります。
これは生え変わりの時期や歯のトラブルが原因となることが多く、獣医師の診断や適切なケアが求められます。
また、甘えたいやいたずらや遊びたいという欲求から噛み癖が生じることもあります。
犬が十分な運動や刺激を受けておらず、ストレスが溜まっている場合にも噛み癖が現れることがあります。
この場合は、日常的に適切な運動や遊びを提供し、ストレスを解消する必要があります。
さらに、何かを噛みたいという欲求から発生する噛み癖もあります。
犬は本能的に噛むことでストレスや不安を解消したり、遊びや運動の一環として噛むことがあります。
この場合は、適切な噛むおもちゃを提供することで噛み癖をコントロールしましょう。
噛み癖のしつけには、以下の手順が有効です。
まず、噛み癖が起きたときには、「いけない」「ダメ」といった言葉で注意をし、噛んでいる箇所を優しく押さえて痛みを感じさせます。
これにより犬は嫌な思いをし、噛むことのマイナスな結果を学ぶことができます。
さらに、飼い主が噛まれて痛いと感じると、犬に対して「痛い」と声を出すことも効果的です。
これにより、犬は自分の噛みの力が強すぎることを認識し、噛み癖を改善することができます。
噛み癖のしつけは、飼い主の継続した努力と忍耐が必要です。
正しい手順で噛み癖を改善することで、犬との関係性をより良好に保ち、安全で快適な生活を送ることができます。
待てのしつけ方
犬の待てのしつけは、安全性と他者への配慮を考える上で欠かせないものです。
待てのコマンドを使えば、信号待ちでの突然の飛び出しや、散歩中にお家から出る際の行動制御、他の犬や人とのすれ違い時の注意など、様々なシチュエーションで役立ちます。
また、待てをしっかり教えることで、興奮した状態を落ち着かせる手段としても効果的です。
待てのしつけは、ワンちゃんが静かに待っている時間を増やして徐々に慣れさせる方法が一般的です。
最初はご褒美として愛犬が好きなおやつを持って、一緒に座ったり寝たりしているときに、「待て」と声をかけます。
その際に手のひらを上に向けて、まっすぐ立っている姿勢を保ちます。
犬が少しでも待っている間、または座っている間には、褒め言葉を与えながら、おやつをひとつずつ与えます。
最初は数秒から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。
また、少しずつ状況を変えてトレーニングすることも大切です。
例えば、散歩中に「待て」とコマンドをかけて静止させるなど、実際の場面でのトレーニングを行います。
そして待てのしつけを成功させるためには、犬の興奮を抑えることも重要です。
犬が興奮しやすい状況で待てを教える場合は、まず基本的な訓練から始め、徐々に難易度を上げていくことがおすすめです。
待てのしつけは、コツコツと繰り返しトレーニングすることが必要です。
また、訓練の進捗に合わせて徐々に難しくしていくことで、しっかりとした待てのマナーを身に付けることができます。
ぜひ、犬とのコミュニケーションを深めるために、待てのしつけを始めてみてください。
留守番のしつけ方
犬は社会性のある生き物ですので、本来は留守番が苦手な子が多いです。
しかし、飼い主さんの生活にはどうしても留守番が必要な場合もありますよね。
そこで、留守番中に犬が不安になったり退屈したりしないように、しつける必要があります。
特にバーニーズは寂しがりやなので、留守番が非常に苦手です。
ですが、あらかじめ留守番に慣れさせておくことが大切です。
そのためには、いくつかの工夫が必要です。
まずは、出かける前と帰った後の挨拶は控えめにすることが重要です。
犬が出かけることを嫌だと思わないようにするために、出かけるときに超大はしゃぎしていたり、帰ってきたときに大騒ぎすることは避けましょう。
ここでのポイントは、留守番を普通の日常の一部として扱うことです。
また、出かける前には犬に十分な運動をさせておくことも重要です。
犬はエネルギッシュな動物ですので、十分な運動をしていないと余ったエネルギーが溜まり、留守番中に不安やストレスを感じやすくなります。
朝の p.t.(パピー・タイム)やお散歩、遊びの時間を取り入れて、犬の体力を消耗してあげましょう。
さらに、犬が留守番中に飽きてしまわないよう、おもちゃやかじり木を与えることも有効です。
特にパズル型のおもちゃは、犬が食べ物を出すために頭を使うことができるため、退屈を解消してくれます。
また、かじり木は犬の歯を健康に保つだけでなく、噛むことによってストレスを発散する効果もあります。
最後に、留守番中に犬に快適な環境を整えてあげましょう。
室内には犬がくつろげるスペースやベッドを用意し、窓際には日の当たる場所を作ってあげると良いでしょう。
また、BGMやテレビの音などを流すことも一つの方法です。
これにより、犬は一人ぼっちではないと感じることができ、安心感を得ることができます。
散歩と時間
- バーニーズの運動量と健康への影響 バーニーズは元々山岳地帯での仕事をしていたため、非常に体力があります。
しかし、日常の運動を怠るとストレスや肥満の原因となり、さまざまな病気や怪我につながる可能性があります。
- バーニーズの散歩の適切な方法 バーニーズは山岳地帯の生活に慣れているため、平地よりもアップダウンのある道を好みます。
特に階段や起伏のある道が良いとされています。
散歩の時間帯は朝と夕方の涼しい時間が適しています。
- 必要な運動量と時間帯 バーニーズの適切な運動量は、散歩またはドッグランで30分から1時間程度です。
この時間を確保することで、バーニーズの適切な運動量を確保できます。
また、朝と夕方の涼しい時間帯に散歩を行うことで、バーニーズの体温調整をサポートすることができます。
バーニーズは運動が大好きで活発な性格をしています。
適度な運動を行うことで、体力や筋力の維持ができ、ストレスや肥満を防ぐことができます。
日常の散歩やドッグランで、バーニーズと一緒に楽しく運動しましょう!
バーニーズのご飯
バーニーズという大型犬種の犬を飼っている方にとって、彼らの健康を最優先に考えることはとても重要です。
そのためには、彼らに与えるドッグフードの主原料を確認し、安全な原材料が使用されていることを確認する必要があります。
特に重要なのは、品質の良い肉や魚が使用されていることです。
バーニーズは大きな体を持っているため、適切な量の動物性タンパク質が必要です。
肉や魚には豊富なタンパク質が含まれているため、彼らの健康を保つためには、品質の良い肉や魚を選ぶことが重要です。
さらに、バーニーズは関節の健康にも注意が必要です。
彼らは大きな体と関節を持っているため、骨や軟骨成分が適切に配合されたドッグフードを選ぶことが重要です。
これにより、彼らの関節の健康をサポートすることができます。
また、できれば人工添加物を含まない「無添加」のドッグフードを選ぶこともおすすめです。
人工添加物は犬の健康に悪影響を与える場合がありますので、彼らの健康を考えるならば、できるだけ自然な原材料から作られたドッグフードを選ぶことが大切です。
バーニーズのご飯は、品質や動物性タンパク質の量、骨・軟骨成分の配合、穀物の有無などがポイントとなります。
彼らの健康を保つためには、これらの要素をしっかりと確認し、安全かつ栄養バランスの取れたドッグフードを選ぶことが重要です。
彼らの健康や幸せを考えるならば、食事にもこだわってあげましょう。
ストレス、寿命️
バーニーズは、遺伝的な病気やちょっとしたストレスから、寿命が短くなってしまうという悲しい出来事が起こってしまいます。
しかし、遺伝的な病気は避けることはできませんが、ストレスからくる病気は抑えなくてはいけません。
ストレスの原因
寿命に関わるとも言われるストレスの原因
- 日々の運動は散歩が大事
- 夏の気温に注意
- 家族との触れ合いを大事に
寿命
バーニーズの平均寿命は7~11歳と言われていて、大型犬の中でも短い方になります。
その理由は、体格の大きさ。
犬は体が大きければ大きいほど内臓への負担がかかり、特に大型のバーニーズは短命になる傾向があると言われています。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ | 人間 |
1歳 | 10歳 |
2歳 | 19歳 |
3歳 | 29歳 |
4歳 | 39歳 |
5歳 | 49歳 |
6歳 | 59歳 |
7歳 | 69歳 |
8歳 | 79歳 |
9歳 | 89歳 |
10歳 | 99歳 |
年表を見てみると、バーニーズが5歳だとした時、人間に換算すると”49歳ほどに値することがわかります。
バーニーズは『25歳』が最高齢と言われています。
病気
バーニーズは大型犬としては寿命がやや短い犬種になります。
かかりやすい病気やその予防法、気をつけるべきことを押さえて、少しでも長く一緒に暮らせるようにしましょう。
病気の種類
- 眼瞼内反症
- 進行性網膜萎縮
- 靱帯断裂
- 関節系疾患・多発性関節炎
- 肘関節形成不全
- 股関節形成不全
- 胃捻転
- 悪性腫瘍
なお、この病気の記事に関して、『みんなのどうぶつ病気大百科』様の情報を引用させていただきました。
まとめ
バーニーズの
- 性格は、人懐っこく他の犬とも仲良くできる犬で、公園や河原も好きなので、お子さんがいる家庭でも安心です。
- 歴史は、古代ローマ時代から荷物の運搬などに従事指定ました。
- サイズは、メスよりオスの方が体高が5cm、体重が5kg多いです。
- 被毛は、ジェットブラック(漆黒)、タン(茶)、ホワイトの3色で構成されるトライカラーのみです。
- しつけ方は、『トイレ・無駄吠え・噛み癖・待て・留守番』を教えることが大事です。
- 散歩は、平地よりアップダウンのある道を好みます。
時間は、30分から1時間くらいが理想です。 - ご飯は、『品質・動物性タンパク質の量・軟骨成分の配合・穀物の有無』に注意してください。
- ストレスは、寿命に関係してきます。
- 病気は、8種類存在しますが、遺伝的なものもあります。